こんにちは、かっきさんです。
僕のプロフィールについては こちらからご覧ください。
この記事の内容
この記事には次のようなことが書かれています。
対象読者
この記事は次に挙げるような方に向けて書いたものです。
何がわかる?
対象読者ごとに、どんなことがわかるのか説明します。
ミニマリズムの意味を確認したい方
最近どこかで「ミニマリズム」という言葉を聞いたのだけれども、「これって一体どういう意味なんだろう?」という方はこの記事で「ミニマリズム」の定義から書きましたので読んでいただければ確認していただけます。
ミニマリズムについて他の人の解釈・考察に興味のある方
ミニマリズムについてある程度わかってくると、「ミニマリズムの捉え方・解釈は人それぞれで多様なもの」ということに気づくはずです。
既にミニマリズムの実践者-
すなわちミニマリストの方や、あるいはこれからミニマリストを目指そうと思っている方もそう思っているから、この記事を開いてくれたのではないでしょうか?
僕もそうです。
だから、いろんなミニマリストさんの考え方を見てきました。
そして、僕なりの解釈も出来上がってきましたので、それを学ばせていただいた恩返しの意味も込めて考察しながら書いてみました。
少しでもミニマルライフの参考になれば幸いです。
ミニマリスト同志で意見交換したい方
先にも書いたように、「ミニマリズムとは何か?」という解釈はミニマリストの数だけあると僕は思っています。
この記事に書いた「ミニマリズムとは?」は、あくまでも僕、かっきさんの解釈ですので、この記事を通じて他のミニマリストさんには「自分の中のミニマリズムの解釈」を見つめなおしていただいて、もしよろしかったら
「自分の考えるミニマリズムは〇〇だ」
ということをコメントしていただけたらとても嬉しいです。
さて、それでは本題に入っていきましょう。
1.結論:ミニマリズムは「一点突破の引き算思想」
結論から言うと、
僕が思うミニマリズムとはライフスタイルの一つであり、見出しにも書いた通り
「一点突破の引き算思想」
という風に思っています。
数多ある「よりよいライフスタイル」の中でもミニマリズムの場合は、自分自身にとっての本当に大切な事の以外のコト-
すなわち
- モノ
- 習慣
- 人間関係
- 色調
といったあらゆることを極限まで削ぎ落して自分が「今」心の底から集中したいことに没頭することで幸せになることを目指す思想だと僕は思います。
あっさりですが僕、かっきさんの独自解釈は一旦ここまでにして次項からはミニマリズムの本来的な定義や起源、変遷などについて触れながら僕なりの考察をしていきたいと思います。
2.定義:ミニマリズムは「最小限主義」
- 完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイル(様式)
- 最小限主義
という風に解説されています。
minimal(ミニマル:最小限)と、ism(イズム:主義)を組み合わせた造語で
- 美術
- 建築
- 音楽
- 哲学
- 生活様式
といった分野で適用可能な様式・手法とされています。
この中で僕がこれから取り上げていくのが、最後に挙がっている「生活様式」の部分になります。
一般的にも、前置きなく単に「ミニマリズム」と言った時は「ライフスタイルとしてのミニマリズム」を指していることが多いように感じます。
そして、
ミニマリズム=「必要最小限まで省略する」
という定義が、ミニマリストの皆さんのストイックな生き様につながっているのではないかと僕は思います。
3.起源・変遷:ミニマリズムは「アート」から始まった
ミニマリズムがいつ頃どこで生まれたのかというのは諸説あるようですが、概ね20世紀の中ごろにはアメリカで広く知られるようになっていたようです。
今ではライフスタイル -
つまり片付け術やファッションの一種として用いられることが多い「ミニマリズム」ですが、初めは美術や建築といった芸術の分野で「ミニマルアート」として発展し、やがてその考え方が生活様式にも転用されていったようです。
この「芸術から始まった」ということが「片付け術としてのミニマリズム」や「ファッションとしてのミニマリズム」に大きく影響していると僕は思っています。
次項ではこの部分を深堀りしていきます。
4.特徴①:ミニマリズムは「色調」にもこだわる
これまでに僕はミニマリズムの他にも「断捨離」や「ときめきの片付け術」などの片付け術を学んできましたが、それらではほぼ語られることのない「色調」について、ミニマリズムには強いこだわりがあるように感じています。
それは片付けとファッションの両方に共通する傾向で、部屋の外観や、服装を含めた持ち物のほとんどの色味を1~3色程度に抑えて全体的な統一感を出しているミニマリストの方が非常に多いです。
さらに言うと、絞り込む色調としてモノトーンが選択されることがとても多いように感じます。
何もかもを白と黒、もしくは白単色、黒単色にまとめてしまうのです。
例えば下の写真のような感じです。
壁もテーブルも白で統一されています。
「あれ?観葉植物は緑じゃないか?」と思いましたか?
そして、観葉植物がとても目立っていると感じませんでしたか?
僕はこれこそがミニマリズムの本質ではないかと思っています。
次項でさらにその部分を深堀りしていきます。
5.特徴②:「シンプル」との違いから見るミニマリズムの本質
「ミニマリズム」の語源である「ミニマル」とよく似た意味の言葉に「シンプル」があります。
では「ミニマル」と「シンプル」では、どのような意味の違いがあるのでしょうか?
この項ではその部分について触れながら、ミニマリズムの本質に迫っていきたいと思います。
まずは「シンプル」から。
コトバンクでは「シンプル」の意味を次のように解説しています。
- 単純なさま。
- また、飾り気やむだなところがなく、簡素なさま。
- むだな点や複雑さなどのないさま。
つまり、とにかく単純で簡単なのが「シンプル」で、シンプルなデザインのものには、あっさりとかスッキリな印象を受けることが多いように思います。
対して「ミニマル」はどうでしょうか?
ひとつ例を挙げて説明していきます。
下の2枚の写真は僕が使っているパソコンです。
まず1枚目。タイプカバーのおもて面です。
全面がグレーでとてもスッキリしています。
そしてとても単純、すなわち「シンプル」ですね。
それに対して2枚目は裏面です。
こちらはどうでしょう?
スッキリしている印象はおもて面と同じですが、裏面では単調なシルバーのボディに、ただひとつキラキラと輝くWindowsロゴが配置されてます。
このロゴ、とても存在感があると思いませんか?
これがまさにミニマリズムを取り入れた「ミニマルデザイン」だということです。
ロゴを目立たせるために、それ以外のすべての要素を取り除いているわけです。
「ミニマル」と「シンプル」の違いがわかっていただけたでしょうか?
そしてその違いを通じて「ミニマリズム」の本質に気づいていただけたでしょうか?
ミニマリズムは、ただ闇雲に何もかもを削ぎ落して単純にしているのではなく、際立たせたい「何か」のためにそれ以外のものを取り除いているのです。
6.この記事のまとめ:ミニマリズムとは?~結論・定義・起源・変遷・特徴~
この記事のまとめです。
「ミニマリズムとは?~結論・定義・起源・変遷・特徴~」
と題して、次の5つについて書きました。
- 結論:ミニマリズムは「一点突破の引き算思想」
- 定義:ミニマリズムは「最小限主義」
- 起源・変遷:ミニマリズムは「アート」から始まった
- 特徴⓵:ミニマリズムは「色調」にもこだわる
- 特徴②:「シンプル」との違いから見るミニマリズムの本質
1.結論:ミニマリズムは「一点突破の引き算思想」
僕、かっきさんが思うミニマリズムについて述べています。
2.定義:ミニマリズムは「最小限主義」
Wikipediaによる「ミニマリズムの定義」の確認でした。
- 完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイル(様式)
- minimal(ミニマル:最小限)と、ism(イズム:主義)を組み合わせた造語
- 「美術」「建築」「音楽」「哲学」「生活様式」といった分野で適用可能な様式・手法
3.起源・変遷:ミニマリズムは「アート」から始まった
4.特徴⓵:ミニマリズムは「色調」にもこだわる
- 色調へのこだわりは他の片付け術には見られない特徴
- 全ての色味を1~3色に抑えて統一感を出す
- 特にモノトーンがミニマリストに好まれる傾向にある
- 目立たせたいものだけ違う色にして際立たせる
5.特徴②:「シンプル」との違いから見るミニマリズムの本質
- シンプル = とにかく単純・スッキリ
- ミニマル = スッキリ単純の中で大切な部分が際立つ
- ミニマリズム ≠ 何もない。全て捨てる。
以上、この記事のまとめでした。
あとがき
いかがだったでしょうか?
ミニマリズムのこと、少しはわかりかけてきたでしょうか?
そうであるなら嬉しいです。
僕自身は、こうして記事を書いたことで随分理解が深まったような気がします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ほんの少しでも、貴方の一助になれたなら幸いです。
この下に関連リンクをまとめておきましたのでお役立てください。
そして、なんでもよいのでコメント残していっていただけたらとてもうれしいです。
ありがとうございました。
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