こちらは連載記事「ミニマリズムとは?」の第9回となっております。
という方に向けた記事内容です。
- いつも時間が足りない。が、晩酌は楽しみだからやめるのはちょっと…
- お酒をやめたいとは思っている。が、試してみてもうまくいかない。
といった方が今回の記事を読んでいただくと、ミニマリズムについての理解を深めながら「とりあえず晩酌」をしてしまう習慣から抜け出して時間にゆとりが生まれるようになります。
この記事で紹介する「とりあえず晩酌」の習慣をやめて時間にゆとりを生み出すための方法は次の2つです。
- 「晩酌やめる」と宣言する。
- 「晩酌日記」を付ける。
どちらも晩酌をやめる時に限らず「人生を変えたい!」というあらゆる場面で応用が効く方法です。
これらは「中田敦彦のYouTube大学」と、書籍「年収200万円からの貯金生活宣言」で紹介されていた方法です。
僕も1年くらい、この方法で節酒に挑戦中です。
実際、以前よりも晩酌の回数が3割ほど減りました。
まだまだですが、この記事を読んで「やってみよう!」と思っていただいた方と一緒に頑張っていきたいと思ってます(^^)/
「とりあえず晩酌」の習慣を手放すことで生まれる時間のゆとりをどう使うかは自由です。
自由は夢を叶えるための土台です。
そしてそれこそがミニマリズムの本懐です。
僕は「とりあえず晩酌」を減らしてできた朝のゆとり時間で朝活をするようになりました。
ぜひ続きを読んでいただいて、みなさんも朝イチに今一番やりたいことに取り掛かってみませんか?
ざっくり読みたい方はこの記事のまとめからどうぞ。
記事の全体像
- 結論:ミニマリズムは「一点突破の引き算思想」
- 定義:ミニマリズムは「最小限主義」
- 起源・変遷:ミニマリズムは「アート」から始まった
- 特徴①:ミニマリズムは「色調」にもこだわる
- 特徴②:「シンプル」との違いから見るミニマリズムの本質
- ミニマリズムのキーワード5選
- ミニマリズムのメリット①「ゆとりができる」
- 空間のゆとり
- 時間のゆとり
- モノの側面
- 人間関係の側面
- 習慣の側面
- だらだらとテレビを観る
- なんとなくSNS・エンタメ動画
- ついついゲームをしてしまう
- とりあえず晩酌←今回はココ
- 睡眠時間
- お金のゆとり
- 心のゆとり
- ミニマリズムのメリット②「身軽になる」
- ミニマリズムのメリット③「集中力が高まる」
- ミニマリズムのメリット④「夢が叶いやすくなる」
- ミニマリズムのメリット⑤「スタイリッシュになる」
- ミニマリズムのデメリット3選
- 再考:ミニマリズムは「一点突破の引き算思想」
- まとめ:ミニマリズムとは?
「とりあえず晩酌」の習慣をやめて時間にゆとり
みなさん、お酒は飲みますか?
晩酌する習慣はありますか?
僕はミニマリストになった今でも夕食の時、家族団欒の一環として週に数回、晩酌をします。
それはさておき(汗)
ミニマリズムでは晩酌の習慣さえも、絞り込みの対象として考えることができます。
その狙いはズバリ「時間的ゆとり・自由の確保」です。
ですので、僕も少しずつですが晩酌・飲酒の頻度を減らしている最中です。
では、どうして晩酌の習慣をやめると、時間的ゆとりができるのでしょうか?
また、どうすれば晩酌の習慣をやめることができるのでしょうか?
まずはその理由として、次の3つについて考察していきます。
そのあとで、晩酌の習慣をやめる具体的な方法として次の2つを紹介します。
- この記事を読むと次の2つがわかる。
- 晩酌をやめると時間にゆとりができる理由3つ。
- 晩酌の習慣をやめる具体的な方法2つ。
【理由①】夕食の時間が短くなる
晩酌の習慣をやめると時間にゆとりができる理由の1つ目が「夕食の時間が短くなる」です。
これはまあ、単純にそうですよね(@_@)
晩酌をした時の夕食は、しない時より時間がかかります。
誰かと一緒に食事をする時は特にそうです。
初めは酒の肴にちょっとした一品料理から食べ始め、ほろ酔いになりながら話も弾んできたところでメインのおかずと汁物をいただき、お酒を飲み終えたところでご飯で〆る。
他愛もない話に笑顔がこぼれ、満たされたお腹をいたわるように団欒は続きます。
それはそれは、幸せな時間…
「この時間のために生きてるなあ」と思えるひと時です。
ですから、人生において大切な人とつながっている時間が特に重要だという価値観の人は、無理してこの時間を失くしてしまう必要はないと僕は思います。
ただ「毎晩そうでなければならないか?」というと、そんなことはないと思います。
ヒトというのは愚かなもので、どんなに素晴らしいことでも、それが日常化すると幸せの感度がどんどん下がっていくんですよね。
それで勘違いすると、お酒の量を増やしてしまったり(@_@)
ミニマリズムとは真逆の発想・行動です。
というわけで?
今のところの我が家での晩酌は週に数回となっています。
それに、吞まなくても団欒はできますしね♪
週に数回でも夕食の時間が短くなれば、その分だけ時間にゆとりができます(^^)/
- 毎晩晩酌すると幸せの感度が下がる。
- 幸せの感度が下がるとお酒の量が増えがち。
- それはミニマリズムとは真逆の発想・行動。
【理由②】思考力が低下しない
晩酌の習慣をやめると時間にゆとりができる理由の2つ目が「思考力が低下しない」です。
・・・
どうやらそうらしいです(え?)
僕も最初は半信半疑だったんですけどね(汗)
でも節酒してお酒を呑んだ日と、呑まなかった日を比べてみてわかりました。
どうしてそう言えるのか?
それは、僕の場合は夕食の後のテレビ視聴でわかりました。
夕食で晩酌すると、そのあとテレビをダラダラと観続けてしまうんです。
たいして興味もないのに(゜o゜)
誰の俳句が上手いかどうかなんて、本当はどうだっていいんです(笑)
そして呑み続けてしまうのです…
次の日に影響が出るほどに(@_@)
「なにやってんだ、俺(*'▽')」って感じです(汗)
こんなの、シラフだったらありえません。
まさに思考力が低下して「的確な判断」ができなくなっている証と言えるでしょう。
その結果、こうなります。
- 就寝時刻が下がる。
- 睡眠が質・量ともに悪化する。
- 次の日のパフォーマンスが落ちる。
晩酌を続けている限り、これが無限にループします。
時間が足りなくなるのは当然というわけです。
ここまで読んだ時点で、晩酌を「やめる」のではなく「減らそう」と思った方もいると思います。
そういう方に気をつけて欲しいことがあります。
「晩酌のあとは「寝る」以外なにもしない。」ということです。
いろいろやろうとしたって、まともに出来っこありません。
だから晩酌のあとはリラックスしながら、寝るタイミングの意志決定だけに集中してください。
たったそれだけのことでさえ、難しいですけどね(笑)
だけど1つに集中することで、うまくいく可能性は上がります。
これはある意味、思考のミニマル化ですね。
- 晩酌すると就寝のタイミングを誤って夜更かししがち。
- 結果、睡眠の質・量が悪化して次の日のパフォーマンスが落ちる。
- そのループで時間が足りなくなる。
- 晩酌のあとは寝るタイミングの意志決定だけに集中するのが吉。
「晩酌したら頭が冴える」は気のせい
「変だなー?」
「でも僕はお酒を呑んだら、むしろアタマが冴え渡るんだけどなー」
そんな風に感じてる方も、少なからずいると思います。
…
はい、昔の僕のことです(笑)
間違いなくそうだと信じ切っていましたね(@_@)
なので、休日に頭を使う作業をする時は「お酒と共に」が定番でした。
ざっと挙げてみるとこんな感じです。
- アイデア出しをする(マインドマップ)
- 計画を立てる(マインドマップ・スケジュール調整・タスク管理)
- 学ぶ・調べごとをする(読書・動画視聴・ネット検索)
- 創作する(ブログ執筆・SNS発信・メッセージ)
- 記録をつける(日記・家計簿)
- 分析・内省する(家計管理・ふりかえり)
こうして書き出してみてわかったことがあります。
「何もかも呑みながらやってた。」と(゜o゜)
その方がスラスラとできる気がしてたんですよね。
ストレスなく楽しく進められるし、いろいろ閃いたりしてどんどんノッていける気がしていたのですが…
でも気がつきました。
全部気のせいだって(*'▽')
きっかけは「中田敦彦のYouTube大学」です。
そこではキッパリとこう語られています。
お酒は合法薬物であると。
確かに、呑みながらやった方が気分が上がります。
それに伴って苦痛なく続けることもできます。
リラックスもできるし、幸せな気分にもなります。
そうしているうちに次々とアイデアが浮かんでくるような気もします。
ただ、呑まずにやるようになってわかりました。
呑みながらだと、実はかけた時間の割にはあまり進んでなかったんです。
その時「最高だ!」と思って書いた文章が、あとから読み返すと「なんだこれ?」って出来になってたり、なんてこともしょっちゅうで(汗)
これって、何かと同じだと思いませんか?
そう、麻薬と同じですよね。
…
あ、僕自身は麻薬を体験したことはないですよ(汗)
なので、伝え聞く情報からの想像には、なってしまいますが…
麻薬の効果って、だいたいこんな感じなんですよね? ←誰に聞いてるんだ?(笑)
- 多幸感が得られる。
- 発想が豊かになったように錯覚する。
こういうの、お酒も同じですよね(@_@)
つまり依存性・常習性の強さの違いこそあれ、性質は同じ類のものだということです。
最大の違いは、国が認めているか、いないか。
ただそれだけです。
幸い? お酒は違法薬物ほど依存症になりやすいわけではないようです。
たまに嗜む程度だったら、健康被害至ることはないのだとか。
がしかし習慣的に呑んでいると、いつかどこかのタイミングで限界を超えてしまうようです。
というわけで、僕は晩酌を控えて節酒しようと思ったのでした。
- お酒は合法薬物。
- ノリノリだと感じているのは酔っている間だけ(笑)
【理由③】睡眠の質が高まる
晩酌の習慣をやめると時間にゆとりができる理由の3つ目が「睡眠の質が高まる」です。
ここが理由として最も強く取り上げたいところです。
まさに今、僕が抱えている最大の課題です。
なので、日々それを解決しようと試行錯誤している最中です。
そんな試行錯誤の中でわかってきた「晩酌が睡眠に与える悪影響」に焦点を当てながら考察していきたいと思います。
逆に言うと、これらの悪影響を、晩酌をやめて取り除くことで睡眠の質が高まる、というわけです。
睡眠の質が高まれば、アタマもカラダも元気な状態で次の日を迎えることができます。
そうすると、日中の時間をフルに活用することができます。
元気なので集中力も高く、効率よく動けるので、タスクもテキパキとこなせるでしょう。
結果、時間にゆとりが生まれます。
また、睡眠の質が高まると睡眠時間が最適化され、今までよりも短時間の睡眠で日中問題なく活動できるようになる人もいます。
そうなれば活動時間そのものが長くなりますので、ますます時間にゆとりができます。
- 晩酌が睡眠に与える悪影響を取り除けば睡眠の質が高まる。
- 睡眠の質が高まると時間をフル活用できるようになり、更に効率よく動けるので時間にゆとりが生まれる。
晩酌が睡眠に与える悪影響3選
ではここから、僕が感じる「晩酌が睡眠に与える悪影響」について考察していきます。
僕が感じる「晩酌が睡眠に与える悪影響」は次の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
【悪影響①】何かを始めてしまう
お酒が入ると脳が興奮状態になって、次々といろんな名案が閃いたかのように錯覚します。
が、実際は軽く錯乱状態になっているだけです(゜o゜)
そうとは気づかない本人は「思い立ったが吉日」とばかりに、そのヒラメキもどきを書き出したり、実際にやり始めてしまったり…
そうなると、まず単純に就寝時刻が下がりがちになります。
多くの人は会社勤めでしょうから起床時刻は一定のはずです。
ということは
就寝時刻が下がる
↓
睡眠時間が短くなる
↓
寝不足
ということになります。
また、就寝する前に何か活動をしてしまうと寝付きが悪くなってなかなか眠れず、睡眠の質を低下させてしまうということが、スタンフォード大学での研究で明らかになっています。
- お酒が入ると錯乱状態になって名案が閃いたかのように錯覚し、何かを始めてしまいがち。
- 夜に何かを始めてしまうと「就寝時刻が下がる→睡眠時間が短くなる→寝不足」となってしまう。
- 就寝前に活動すると寝付きが悪くなる。
【悪影響②】眠りが浅くなる
実は、晩酌をしてから就寝すると、寝付きは良くなったりします。
みなさんも経験があるのではないでしょうか?
呑んでるうちに眠くなって、いつの間にか寝落ちしてた、なんてことが(*_*)
「だから眠れない時は寝酒をしてから寝るんだ」という人も、少なからずいると思います。
ですがこれ、寝付きこそよくなるのですが、眠りの「深さ」については逆に悪影響が出て、眠りが浅くなるんです。
睡眠の質を決める要素の大部分が、寝付きから最初のノンレム睡眠に入った時の深さによるのです。
ですから寝酒で寝付きが良くなったとしても、肝心の眠りが浅くなってしまったのでは元も子もないのです。
実際、現在の僕は晩酌をしたりしなかったりの日々なのですが、やっぱり晩酌しなかった翌日の寝覚めや心身の状態の方が調子がいいと感じています。
ちょっとぶっちゃけ話で。
このあたりの執筆は休日の午前にしているのですが、前日は晩酌しました。
こうして書き進めている今現在、僕の頭は全然冴えていません(@_@)
昔の僕だったら、この状態だとブログなどやらずに、他の「やれば片付く」簡単な用事にどんどん手を付けていたでしょう。
そして、ひととおりの用事が終わったところで、まだ時間があったとしても、もう既にブログに着手する気力は失せてしまっていたり(*_*)
そうして再び昼下がりの晩酌が始まってしまうのでした(笑)
そうならないよう、今は
- 「最もやりたいクリエイティブを午前中に」
- 「やらなければならないタスクは午後に」
するようにしました。
このようなやり方・考え方・方向性もミニマリズム的だと僕は思っています。
そしてこのパターンを充実させるためにも、睡眠の質を高めることはとても大切です。
そのためには晩酌の習慣も手放したいのです。
- 晩酌してから就寝すると寝付きは良くなるが、眠りの深さは浅くなる。
- 睡眠の質は就寝直後の眠りの深さで決まる。
- 朝活を充実させるためにも、睡眠の質を高めるのは大切。そのためには晩酌の習慣も手放したい。
【悪影響③】トイレで目が覚める
お酒には利尿作用があります。
体内に蓄えられている水分の量に関係なく、用を足したくなります。
実際お酒を呑んで寝ると、のどがカラカラなのにトイレに行きたいという、謎な状態になります(笑)
就寝から起床まで一度も目が覚めずにしっかり眠れたのと、途中トイレのために起きてまた眠り直したのでは、どちらがしっかり休めているでしょう?
当然、途中に目が覚めずに起床までぐっすり眠れた方が、しっかり休めて疲れも取れそうですよね♪
- お酒には利尿作用があるので晩酌してから寝ると、のどがカラカラでもトイレに行きたくなって目が覚めてしまう。
睡眠は人生の要
- 何かを始めてしまう
- 眠りが浅くなる
- トイレで目が覚める
「晩酌が睡眠に与える悪影響3選」として、これらについて僕の経験を織り交ぜながら取り上げてきました。
この記事内容のベースは、中田敦彦のYouTube大学です。
スタンフォード大学での睡眠に関する研究結果をまとめた書籍を、あっちゃんが面白おかしく解説してくれています。
その内容と、僕の実感を照らし合わせて記事にしてますので、安心してください(笑)
晩酌が睡眠に大きく悪影響を及ぼすということ、わかっていただけたでしょうか?
睡眠は人生のベースと言っても過言ではありません。
体力・気力・思考力といった全ての活力・行動力の源ともいえるでしょう。
睡眠が崩れると、これらの全てが崩れてしまいます。
それこそ、夢どころではなくなってしまいます。
そういった意味で、晩酌の習慣を手放す効果はとても大きいと言えるでしょう。
睡眠の習慣そのものについては、次の記事で取り上げる予定です。
- 睡眠は人生のベースであり、全ての活力・行動力の源。
- 睡眠の質を高めることができる「晩酌の断捨離」は効果が大きい。
「とりあえず晩酌」やめる方法2選
ここからは「どうやって晩酌の習慣を手放すか?」という実践方法について見ていきます。
この記事で紹介する「とりあえず晩酌」をやめる方法は次の2つです。
それぞれ見ていきましょう。
【方法①】「晩酌やめる」と宣言しよう!
晩酌に限らず、習慣を断ち切る/変える/新しく始めるのに「宣言してしまってから始める」のはとても有効です。
ともすると人は、 野心を胸の内に秘め、人知れず黙々と何某かを積み上げていって望みを叶えようとしがちです。
その方がカッコいいと思って。
え?
そんなことないですか?
少なくとも僕はそうでした(笑)
でもそれだとうまくいかないんです。
お酒をやめる場合は特にそうなんです。
なぜ?
それは「周りの協力も必要だから」です。
同居人がいる場合は間違いなくそうです。
事情を知らない同居人は悪気なく、いやむしろ良かれと思って夕食時、あなたにお酒を差し出してくれるでしょう。
そうなってから断れるほど、あなたはお酒のことが嫌いですか?(汗)
ですからこの状況になる前、「もう晩酌やめるぞ!」という決意が固いそのタイミングで同居人に伝えてしまうのです。
そうすれば同居人は断酒の妨げになるどころか、逆に最高のサポーターとして応援してもらえることでしょう。
- 「晩酌やめる」と宣言すると周りの協力を得られるようになる。
【宣言】僕が断酒宣言してみて気づいたこと
僕も断酒宣言をやってみました。
Twitterで「断酒宣言」の投稿をしたんです。
そして数日で「節酒宣言」に切り替えました(え?)
僕の断酒がうまくいかなかったのは、まさに前述したとおりですね、同居人である両親にその旨を伝えていなかったからです。
ここで僕は気がつきました。
「自分はそんなに本気で断酒しようと思ってない」と(゜o゜)
僕がここで、断酒がうまくいかない理由を僕の外側に求めるならば、いくらでも挙げることができます。
そしてその理由の最たるものがこれです。
「いつまで健康でいられるかわからない父が楽しみにしている杯の酌み交わしを、自分の都合で奪うことはないだろう。」
なんとも、もっともらしい理由に聞こえなくもないですが、こんなの言い訳にすぎません(爆)
本気で断酒するんだったら自分はノンアルコール飲料で乾杯すればいいんです。
父が楽しければいいのだから、自分が酔わなくても聞き役に回っていれば十分なんです。
そうすれば、父の支離滅裂な論理に腹が立つこともないですしね(@_@)ナンノコト?
幸い?父は毎晩は呑まないので、付き合いで呑むだけならば呑まない日もできて節酒にはなってます。
付き合いで呑んでるだけなので、1回あたりの吞む量も以前より減りました。
「自分だけでは酒を呑まない。」
これが現時点でのマイルール、僕にとっての最適解です♪
- 宣言してやってみて、初めて気づくことがある。
【宣言】うまくいかない時は「前言撤回」しよう!
宣言したからといって、その通りにならなくても全然構いません!!
唐突にすみません(笑)
ココが「宣言してしまってから始める」時の、肝です(^^)/
「言っちゃった手前、この通り続けなきゃいけんよなあ~」
なんて風に考えがちですよね?
でもそんなに気にすることないです。
宣言している以上、宣言せずにやってるよりは安易に「やめよう」とはならないです。
気が付くと、どうにかしようとする力が勝手に生まれてきますので安心してください。
そうして生まれた「どげんかせんといけん力」によって、「宣言通りとは違う到達点」いわゆる「落としどころ」が見えてくるはずです。
そしたら決め事、やり方を調整して続けていきましょう。
最初から完璧な方向性なんて、そうそう見つかりません。
前言撤回は悪いことではないのです。
むしろ最初の宣言はあえて極端なところまで振り切ってみるのもアリではないかと思います。
「自分は今後一生、一滴も酒を呑まない!」
とか。
それでうまくいくのであれば、そのまま続ければいいです。
うまくいかないのであれば、ちょっとずつ調整していきましょう。
そうして「ちょうどいい」ところ、即ち「最も快適」なところまで変えていきましょう。
この一連の流れが最適化のプロセスです。
そしてこれこそが、ミニマリズムの本質であると僕は思っています。
つまり、
絞る → 気づく → 調整 → 最適化
ですね。
極限まで振り切ったからこそ見えてくる、自分が本当に望んだ世界があります。
是非一度試してみてください。
それでも全然うまくいかない時もあると思います。
その時はもう、やめても構わないと思います。
やめてもやってみたことは無駄にはなりません。
「そのやり方ではうまくいかない」とわかったのですから。
言い訳して何もしなかった状態とは納得度が違います。
だから「とにかくやる」ことが大事なのです。
- 宣言通りにならなくても構わない。
- 前言撤回は悪いことではない。
- 「絞る→気づく→調整→最適化」で、自分にとってちょうどいいやり方を見つける。
【方法②】「晩酌日記」を付けよう!
「どうやって晩酌の習慣を手放すのか?」の実践方法として、もうひとつ挙げたいのが、「毎日、晩酌をやめることができたかどうかを記録する」ことです。
いわゆる日記ですね。
これも晩酌に限らず、なにか為したいことがある時の補助手段として、有効な方法です。
日記を記録するための記録媒体は、自分が継続して記録できるものであるならば何でもいいと思います。
が、あなたがミニマリストを目指しているというのであれば、パソコンやスマホなどの電子デバイスに記録することをおススメします。
ノートに記録するとモノが増えてしまいますからね(*_*)
電子デバイスに記録する場合、記録に使うアプリは、なんでもいいと思います。
ですが、普段から使っているものであればあるほど継続のハードルが下がっていいでしょう。
例えばTwitterなどのSNSに毎日投稿するというのも、いいやり方かもしれません。
これだと経過が晒されているので励みにもなりそうですよね。
ちなみに。
僕は「OneNote」というメモアプリを使って日記を付けています。
元々、家計改善プログラムの一環として「夢日記」というものを付ける習慣があったので、そこに一緒に晩酌のことを書くようにしました。
こんな風に元々やってたことにチョイ乗せしてやる方が間違いなく継続しやすいです。
さっきから「継続」何回言うねんっ(゜o゜)
3回です( `ー´)ノ コタエンデエエワー
でも、それくらい繰り返し言いたくなるほど「継続」が、日記がうまくいくかどうかの肝だと僕は思っています。
この最初のハードルを突破しないと、効果が生まれるあとの流れまでつなげることができません。
- 毎日「晩酌をやめることができたかどうか」を記録する。
- 記録媒体は、自分が毎日継続して記録できるものを選ぶ。
- 普段から使っているモノを選べば継続のハードルが下がる。
- 継続して記録することが最初のハードルであり、うまくいくかどうかの肝。
【晩酌日記】記録する内容はコレ!
最初のうちは、晩酌日記に記録する内容は「晩酌した/しなかった」だけに絞り込んでおいた方がよいでしょう。
理由はそう、継続することを最優先するためです。(4回目(笑))
そして記録することに慣れてきたら、次に挙げるようなことも書き込むようにすると良いです。
- その日感じたこと
- なぜうまくいった/いかなかったのか?
- 明日からどうするのか?
これらのことは、最初のうちは毎日は書かなくてもいいと思います。
日々記録していく中で、率直に強く何かを感じている日というのが出てくるものです。
なのでまずは、そういう日から書き込みを始めるとスムーズです。
そんな風にしているうちに、だんだん記録するのが当たり前になってくるはずです。
僕はもう、逆に記録しないと気持ち悪くて寝れないくらいです(笑)
更に言うと、 記録が数値化できると、もっと良いです。
今回のような晩酌をやめるための記録だったら「1か月に晩酌をしなかった日数」とかがいいと思います。
実際、僕はこれを記録してます。
更にさらにもう一つ言うと、数値で目標を決めておいてから始めると、なお良いです。
「晩酌しない日連続90日達成!」
「1か月に晩酌しない日25日以上!」
といった感じですね。
ただ、最初の1か月は様子見で目標なしで始めるのもアリかなとも思います。
始める前のハードルが上がり過ぎて始められない方が良くないですからね♪
記録を数値化し目標設定をしておくと、この後に触れる「ふりかえり」の時にわかりやすくなります。
- 晩酌日記には、最初は「晩酌した/しなかった」だけ記録する。
- 慣れてきたら「その日感じたこと」「なぜうまくいった/いかなかったのか?」「明日からどうするのか?」を記録する。
- 記録を数値化する。
- 数値で目標を決めておく。
【晩酌日記】「ふりかえり」をしよう!
さあ、ここからが肝心なところです。
晩酌日記をきちんと記録できるようになったら、毎月「ふりかえり」をやりましょう。
ある意味、記録を付けるようにしたのは「ふりかえり」をするためだと言っても過言ではありません。
もちろん?
ふりかえりをしなくても、なにも記録しないより効果はあります。
でももったいないです。
ここからがこの記事の大トロ部分です(≧▽≦)
このまま「何をどうやってふりかえるのか?」を、是非読んでいってください。
- 晩酌日記の記録内容を毎月「ふりかえり」する。
【晩酌日記】「ふりかえり」で確認するのはこの9コ!
「ふりかえり」で確認するのは次の9項目です。
- どのくらいやめられたのか?
- その結果に満足しているのか?
- なぜ満足/不満足なのか?
- どんな対策をしてきたのか?
- 対策は効果があったのか?
- なぜ対策は効果があった/なかったのか?
- 新しい対策は必要か?
- どんな対策が必要か?
- 今後も継続するのか?
なんだか、いろいろやることがあるように見えますね(@_@)
でも、ほとんどが記録を見ればわかることです。
逆に言うと、記録を付けてないと、この「ふりかえり」が難しいです。
それ故に?多くの人はなりたい自分になれないのだと思います。
- 毎月、晩酌日記の「ふりかえり」をする。
- 「ふりかえり」で確認するのは次の9項目。
- どのくらいやめられたのか?
- その結果に満足しているのか?
- なぜ満足/不満足なのか?
- どんな対策をしてきたのか?
- 対策は効果があったのか?
- なぜ対策は効果があった/なかったのか?
- 新しい対策は必要か?
- どんな対策が必要か?
- 今後も継続するのか?
【晩酌日記】【ふりかえり①】どのくらいやめられたのか?
そしてここで ー
ふりかえりをする段になってようやく、記録を数値化しておくことが効いてきます。
「どのくらいやめられたのか?」が一目でわかりますからね。
記録を数値化せずに晩酌日記を始めた場合は、このふりかえりのタイミングで「晩酌をしなかった日数」をカウントしましょう。
数値はとても客観的です。
時として残酷なほどに(笑)
自分が何をどう思おうが、どんなに自分自身に言い訳をしようが、結果は変わりません。
この見える化された結果を素直に受け止めましょう。
- 「どのくらいやめられたのか?」を数値で確認する。
【晩酌日記】【ふりかえり②】その結果に満足しているか?
「どのくらいやめられたのか?」が確認出来たら、次に自分が「その結果に満足しているのか?」を自問自答してみましょう。
満足ですか?
不満足ですか?
最初の1か月目は、雰囲気で感じた素直な気持ちでいいと思います。
目標を設定して始めているならば、その目標の達成/未達を判定しましょう。
そう、目標はふりかえりをするために設定するのです。
逆に言うと、ふりかえらないのであれば目標はいりません(゜o゜)
- 結果に満足しているか?不満足なのか?を自問自答する。
- 目標の達成/未達を判定する。
【晩酌日記】【ふりかえり③】なぜ満足/不満足なのか?
結果の満足/不満足(目標の達成/未達)がわかったら、次に 「なぜ満足/不満足なのか?」について、深掘りしてみましょう。
今の自分の思いを内省することで、次のようなことが見えてきます。
- 「現状ではどのくらい達成されれば、納得できるのか?」
- 「まだまだ全然、到達したいレベルからかけ離れている!」
少し前に「最初は目標を決めずに始めるのもアリ」と書いたのはこういうことです。
ここで次の1ヶ月に向けての目標が、かなり具体的に見つかりますからね♪
- なぜ満足/不満足なのか? 今の自分の思いを深く内省する。
- 内省することで1ヶ月に向けての目標が具体的に見つかる。
【晩酌日記】【ふりかえり④】どんな対策をしてきたのか?
「どんな対策をしてきたのか?」 についても、改めて見つめ直しておきましょう。
日記を読み返すと、いろいろ書いてあるはずです。
この1か月で試してみたことや学んだことを、リストアップしてみるとよいでしょう。
- 晩酌をやめるために「どんな対策をしてきたのか?」を、晩酌日記を読み返してリストアップする。
【晩酌日記】【ふりかえり⑤】対策は効果があったのか?
そしてその「対策は効果があったのか?」どうか、評価しましょう。
同時にいろんなことを試すと、どれの効果でうまくいった/いかなかったのかがよくわからなくなったりします。
そんな場合はざっくりと「対策全体でどうだったのか?」という判断でいいと思います。
もちろん対策ごとに効果があったかどうかわかるなら、それに越したことはありません♪
- 晩酌をやめるためにやってみた対策に、効果があったかどうか評価する。
- 個別の対策ごとの評価が難しい時は、対策全体で効果があったかどうか評価する。
【晩酌日記】【ふりかえり⑥】なぜ対策は効果があった/なかったのか?
対策の評価ができたら、次に「なぜ対策は効果があった/なかったのか?」深掘りしてみましょう。
ここでの深掘りは、特にうまくいかなかった場合に有効です。
うまくいっている場合は、サラッとふりかえってニヤニヤするだけでいいと思います(笑)
「どうしてうまくいかなかったんだろう?」と、思いついたことに対してどんどん「なぜ? なぜ?」と深掘りしていって欲しいんですよね。
できれば5回くらい。
いわゆる「なぜなぜ分析」ですね。
5回くらい深掘りすると、うまくいかなかった本質的な理由にたどり着けます。
- 晩酌をやめるための対策に効果がなかった場合、「なぜうまくいかなかったのか?」を5回深掘りする。
- 「なぜ? なぜ?」と深掘り分析することで本質的な理由にたどり着く。
マインドマップで深掘りしよう!
なぜなぜ分析をするにあたっては、マインドマップを活用するのがいいと思います。
マインドマップというのは、こういった感じ↑↑↑のものです。
こんな感じに、真ん中にドーンと深掘りしたいテーマを書いて、外側に向かって思いついたことを拡散させて書き出していきます。
このイメージだと手書きで実施してますが、パソコン用のアプリもあります。
手書きか?
パソコンか?
そのあたりはどちらでもいいと思います。
なぜなら、どちらにも長所があるからです。
手書きだと、思考の感度を高めて深掘りしやすくなります。
思ったことを、そのままダイレクトに、思いのままに書き出せますからね♪
パソコンを使う場合は、モノが増えません(笑)
ですから、ミニマリストかっきさん的には、パソコンを使う方がおススメです。
もしもSurfaceやiPadといった端末を持っているなら、手書きとパソコンのいいとこどりをすることも可能ですね♪
ちなみに僕は「XMind」というアプリで、パソコンを使ってマインドマップを作ってます。
ちょっとした思考の整理程度の使い方であれば、無料の範囲で十分に使えます。
【晩酌日記】【ふりかえり⑦⑧】「新しい対策は必要か?」「どんな対策が必要か?」
やってきた対策の深掘りができたら、次に「新しい対策は必要か?」「どんな対策が必要か?」どうか考えてみましょう。
なぜなぜ分析で本質的なところまでたどり着けていれば、ここで間違うことはあまりないのかなと思います。
たいていの場合は、全く新しい対策を追加するというよりも、今やっていることの微調整になると思います。
- 晩酌をやめるために「新しい対策が必要か?」「どんな対策が必要か?」を考える。
【晩酌日記】【ふりかえり⑨】今後も継続するのか?
ふりかえりの最後に「今後も継続するのか?」どうかを決めましょう。
何を?
まずは、「今やっているそれぞれの対策を、今後も続けるのかどうか?」です。
このタイミングで改めて自分に問いかけ直してみましょう。
ここまでにしっかりふりかえれていれば、もう答えは出ているはずです。
が、ここでしっかりと心に刻み直します。
そして、本質からズレていたと気づいた対策は、キッパリと切り捨てましょう。
- 晩酌をやめるために今やっている対策を今後も続けるかどうか、それぞれ判断する。
- 本質からズレていると気づいた対策は、キッパリと切り捨てる。
【ふりかえり最終章】晩酌やめるのやめる?
これが「ふりかえり」の最後の決断です。
「晩酌をやめることそのもの」をやめるかどうか?
これも改めて自問自答しておきましょう。
この記事では、ここまで「継続が大事」と強調して書いてきました。
それと同じくらい「撤退について考える」ことも大事だと、僕は思います。
なぜ、僕も含めた多くの人が「継続の大切さを説くのか?」ということを考えてみました。
それはきっと、こういうことです。
たいていの新しい試みが、次のようになってしまうからではないでしょうか?
- いつの間にか続かなくなっている。
- 気がついたら続けていない。
この「風化していく感じ」を避けたいんです。
「ふりかえり」という節目でしっかりと「今後も続けるのか?」自分自身を見つめ直しましょう。
その結論が「続ける」であれば、また「来月もやるぞ!」と決意の楔を打ち直しましょう。
もし、ふりかえってみて「もうやめた方がいい」という考えに至った場合は、キッパリと「やめるのやめたっ!」と宣言して、やめてしまいましょう。
始める時と同じですね。
やめる時も宣言するのが有効です。
- ふりかえりの最後の決断として「晩酌をやめるのをやめるかどうか?」を自問自答する。
- 「続ける」と決めた場合は「来月もやるぞ!」と決意の楔を打ち直す。
- 「やめる」と決めた場合は「やめるのやめた!」と宣言してやめる。
【ふりかえり最終章】【やめるのやめる場合】なぜなぜ分析の結論を信じよう!
晩酌をやめるのを「やめる」と決めた場合は、自信をもって撤退しましょう。
何故ならば、しっかりと「なぜなぜ分析」をして自分自身と向き合った末に「続けない」と決めたのですから。
逆に言うと、「なぜなぜ分析」が甘いと継続の判断を誤ります。
表層的には「やらない理由」「やれない理由」なんて、いくらでもあるんです。
- ストレス発散になる。
- 寝付きが悪くなった。
- 職場の人間関係が大切だ。
全部言い訳です。
これらは、もっと考えれば他の解決策が見つかるからです。
だから深掘りが大切なんです。
やってみたらわかりますが、5回深掘るのって結構大変です(@_@)
それゆえに、そこまでやって導き出された結論は信じられます。
ちゃんと考えた自分は信じてあげましょう。
……
はい、そうします(笑)
「やっぱり違った」と気がついたらやめる勇気を。
何度でも言わせてください。
前言撤回は悪いことではありません。
- 晩酌をやめるのを「やめる」と決めた場合は、自信をもって撤退する。
- 「なぜなぜ分析」の結論を信じる。
- 表層的には「やらない理由」「やれない理由」はいくらでもある。
- 前言撤回は悪いことではない。
【晩酌日記】「ふりかえり」の次は「調整」をしよう!
「ふりかえり」が終わったら、 翌月の方向性を調整しましょう。
といっても、ここで改めて決めることはほとんどありません。
「ふりかえり」の時に、ほぼほぼ洗い出されているからです。
それらをしっかり翌月に引き継ぐのが、この「調整」の段階です。
具体的には次のようなことを明確にします。
- 「調整」とは、「ふりかえり」で気づいたり決めたりしたことを翌月に引き継ぐこと。
- 「調整」では次の2つを明確にする。
- 目標値
- 実施する対策
【晩酌日記】【調整①】翌月の目標値を決めよう
「調整」の第1段階として、まずは翌月の目標を数値で設定しましょう♪
「えーーーっ!!!」
「目標の数値化は、必ずしもしなくていいって、言ってたじゃないかーーーっ」
と思った方、いらっしゃいますか?
どうもありがとうございます(え?)
よく覚えておいてくれましたね(≧▽≦)
そう、その通りです。
ですがそれは「最初の1ヶ月」に限ってのことです。
2か月目以降はしっかりと目標を数値で設定しましょう。
1か月の実績データがあるのですから、そんなに難しくないはずです。
なかなか決め難ければ、実績値をそのまま目標にすればいいです。
- 2か月目以降は、翌月の目標を数値で設定する。
【晩酌日記】【調整②】翌月に実践する対策を決めよう
翌月の目標値を決めたら、次は「どうやって」目標を達成するのか?その具体的な対策を決めましょう。
といっても、これはもう「ふりかえり」の時に決まりましたよね。
改めてこの段階で、継続してやることと、新しく始めることを書き出してあげましょう。
- ふりかえりの時に決めた、翌月に行う対策を書き出す。
【晩酌日記】【調整の〆】目標と対策を「見える化」しよう!
ここから調整段階の最終仕上げに入ります。
ここまでの間に決めた目標と対策を見える化してあげましょう。
「見える化する」とは、こういうことです。
- 決めたことを明確にした上で、目に留まるようにする。
- 決めたことを忘れないようにするための工夫。
そう、目標にしても対策にしても、それを忘れないということが、とても大切になってきます。
でもヒトは忘れる生き物なんですよね(笑)
だから一工夫、ひと手間が必要なんです。
決めた目標と対策は、いつも見るところにハッキリと書いておきましょう。
僕の場合は日記にテンプレ化してます。
そうすることで毎日、日記をつける時に漏れなくふりかえることができますし、目標の達成度も一目でわかります。
確実に毎日見るので、忘れかけていても、また意識に戻ってきます。
【調整の〆】【見える化】アクションを加えて風景化を防ごう
「慣れるんだ、ヒトは。」
見える化する上で、気をつけないといけないことがあります。
それは、風景にならないようにすることです。
みなさんもこんな経験はないでしょうか?
「大事なことだから」と付箋に書いて貼っておいたのに、結局忘れてしまう、みたいな。
どうしてそうなってしまうんでしょう?
目立たせ方が足りなかったんでしょうか?
もっと大きく、派手に装飾しておけば忘れなかったんでしょうか?
そうではないんです。
そこにアクションがないから、いつの間にか風景化してしまうのです。
ヒトは慣れる生き物でもあります。
書き込んだ最初のうちは記憶もあるので、新鮮さもあいまって効果が発揮されます。
何よりも、最初はまだモチベーションが高いですからね。
ところが、そのまま書いたり貼ったりしたものを放置していると・・・
まずは、そのほかのやらなければならないことに忙殺されていきます。
そしていつの間にか、そこにそういう貼り出しがあることが当たり前になってしまいます。
そうなると、あら不思議(゜o゜)
目に留まっているのに気にならない、見えているのに見えていない状態になってしまうのです。
そこで大事になってくるのが「アクション」つまり「ひと手間」です。
- 目標と対策を見える化する時、それが風景にならないように気をつける必要がある。
- 風景化を防ぐためにアクションを加える。
【調整の〆】【見える化】ドラマ「スクールウォーズ」から学ぶ、風景化を防ぐアクション
見える化したものが風景化しないためのアクションの例を、ちょっと過去の記憶をたどって説明します。
若干うろ覚えなので実際と少し違うかもしれませんが、そこはご容赦ください<m(__)m>
「スクールウォーズ」というドラマで描かれていた場面です。
「スクールウォーズ」は、とある高校(川浜高校)のラグビー部を舞台にした、教師と部員たちの成長を描いた熱血青春物語です。
ある年の県大会で川浜高校は強豪・相模一高に大敗を喫します。
そこから川浜高校ラグビー部は一丸となって「強くなりたい!」「相模一高に勝ちたい!」という気持ちが芽生えます。
それを忘れないために部員たちはデカデカと
打倒!相模一高
と書いたポスターを作り、部室の壁に貼り付けました。
と同時に、次の県大会までの残り日数をカウントダウンできるように
県大会まであと〇〇日
というポスターを作って毎日更新をするともに、カレンダーの過ぎた日に「×」を入れていくようにしました。
そうして彼らは悲願の相模一高打倒を果たし、やがては全国屈指の強豪校に成長してゆくのです。
この例から、僕の伝えたかったことを感じ取っていただけたでしょうか?
- 県大会までの残り日数を毎日更新する。
- カレンダーの過ぎた日に「×」を入れていく。
この2つが僕が言いたかった、風景化を防ぐひと手間です。
「打倒!相模一高」のポスターだけでは、いつの間にか気に留まらなくなってしまうんです。
このひと手間の時に毎回、手ごたえを感じたり反省したりして決意が新たになり、忘れることがなくなるのです。
僕が日記をテンプレ化しているのも、見える化とアクションをセットにするためです。
これで忘れようものなら、ホントはやる気がないんです(笑)
- 見える化とアクションをセットにすると、アクションの時に決意が新たになって忘れなくなる。
【晩酌日記】四の五の言わずに継続しよう!
「とりあえず晩酌」の習慣をやめるための【方法②】「晩酌日記を付ける」の説明は以上です。
どうですか?
できそうですか?
紹介しておいてアレなんですけど、日記をずっと書き続けるのって難しいですよね(@_@)
だからこそ、しつこいようですが「継続させることを第一優先に」して欲しいのです。
そのためのコツを4つ紹介して、このパートを終わりにします。
最初は負担にならない最小限の記録から始めましょう。
そして愚直に記録し続けましょう。
記録する時間帯を固定できるなら、なお定着化しやすいでしょう。
そうこうしているうちに、「記録しないと気持ち悪く感じ始める時」がきっと来ますので、その時までは、とにかく自分に言い訳せずに続けてみてください。
- 晩酌日記はとにもかくにも、継続させることを第一優先にする。
- 日記を継続させるためのコツ4つ
- 最小限の記録から始める。
- 愚直に続ける。
- 時間帯を固定する。
- 自分に言い訳しない。
【まとめ】ミニマリズムとは?⑨~ミニマリズムのメリット「とりあえず晩酌」の習慣をやめて時間にゆとり~
最後にこの記事を「ふりかえり」ます(笑)
ミニマリズムを活用して暮らしの質を高めようとする時、モノだけでなく多くの「習慣」も手放してゆきます。
そうすることで「時間にゆとり」が生まれるからです。
今回の記事では「とりあえず晩酌」の習慣についてフォーカスしました。
「とりあえず晩酌」をやめると時間にゆとりができる理由として取り上げたのは、次の3つ。
この3つのうち、特に重要なのが「睡眠」への影響です。
晩酌と睡眠の関係はとても密接です。
このことを意識するだけで、もしかしたら晩酌をやめられるかもしれません(゜o゜)
「とりあえず晩酌」をやめるための方法として、次の2つを紹介しました。
この2つは実践する難易度が全く違います。
簡単なのは「宣言」の方です。
なので、最初はこちらから取り掛かると良いでしょう♪
「日記」は難しいです(≧▽≦)
ですが軌道に乗った時の効果は絶大!!!
「晩酌やめる」に留まらず「人生が激変する」と言っても過言ではありません(゜o゜)
何度でも言わせてください。
「日記は継続させることを第一優先に」です(?回目?(笑))
そのためにはスモールステップで、できる範囲のことから始めましょう。
日記を記録できるようになったら、月に1回ふりかえりましょう。
「ふりかえり」こそが、望む未来に向かうカギです。
「過去」から学んで「未来」を見定め、「今」に活かす。
この記事の大トロ部分です。
手厚く書いてますので、何度でも読み返していただいて、実践していただけたらなと思います。
【提案】できた時間のゆとりで「朝活」してみませんか?
「とりあえず晩酌」の習慣をやめて、できた時間のゆとりをどう使うかは、あなたの自由です。
僕がおススメしたい時間の使い方は朝活です。
なぜなら晩酌をやめることで、できるゆとりの時間帯は、朝のはずだからです。
晩酌をやめる
↓
早寝できるようになる
↓
深く眠れるようになる
↓
スッキリ早起きできるようになる
↓
朝の時間にゆとりができる
↓
何かやりたくてウズウズする
という論法です(笑)
その時間を最大限に有効活用してみませんか?
もちろん、せっかくできたゆとりですから、まずはゆったりのんびりと、お茶など嗜みながら時間の経過を味わうのもいいでしょう。
「何もしない」と自分で選択して、そうする。
自由への第一歩ですね♪
そんな日々を過ごしていると、次第に心身が軽くなってゆくのが実感できるはずです。
ここまでくればしめたもの(≧▽≦)
もう、あなたは何かやりたくてたまらなくなっているでしょう(笑)
その心の赴くままに。
朝のうち、1日のいの一番に、今自分が本当に心の底からやりたいことを始めてみませんか?
日記を記録できるようになった貴方なら、きっと朝活もできるはず(笑)
朝活は夢を叶える土台です。
「夢に向かって生きる。」
これこそが、ミニマリズムで得られる最大の果実なのです♪
もしも、まだやりたいことがよくわからないなら?
その場合は掃除を始めてもいいと思います。
そうしているうちに頭が冴えてきて、何か閃くかもしれませんよ?
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。